「洗浄+コーティング」超撥水剤弾きクレンザータイプをレビュー。口コミ評価は?

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超撥水剤弾きクレンザータイプは、撥水コーティング剤の弾き!シリーズから新たに発売された、掃除と撥水コーティングが1度で出来る珍しい洗剤です。

似たような洗剤に自然派クレンザーの「ハイホーム」などがありますが、撥水性の面では超撥水剤弾きクレンザータイプが優れています。

洗浄とコーティング。

一見矛盾したように感じますが、研磨剤とシリコーンによって打ち消しあわずにそれぞれの効果を引き出しています。

とはいうものの、どのくらいの洗浄力・撥水力があるのか?

他の撥水剤や研磨剤と比べて効果が低いんじゃないの?と思う方もいるのではないでしょうか?

本記事ではキッチンシンクに試し、ハイホームやスプレータイプの撥水剤との違いや、使用して分かったことなどをまとめています。

超撥水剤弾きクレンザータイプがおすすめな方
  • 普段はクリームクレンザーで掃除している方
  • スプレータイプよりも高い撥水性が欲しい方
  • 掃除とコーティングを1度の作業で終わらせたい方

目次

超撥水剤弾きクレンザータイプの特徴

超撥水コーティング剤弾き!のシリーズから、新たに発売されたクレンザータイプの撥水剤。

一般的なコーティング剤は汚れを落としてキレイにした状態で使用するのに対し、「超撥水剤弾きクレンザータイプ」は汚れを落としながら撥水コーティングできる商品です。

鏡に付いた水垢を落とすような専用の研磨剤などに比べると、研磨剤の含有率は少なめでクリームクレンザーの「ジフ」(研磨剤20%)と同程度。

研磨剤にはケイ酸系とアルミナ系の研磨剤が14%入っており、含有率の詳細は記載されていないものの、高級なアルミナ系研磨剤が入っているのがポイントです。

アルミナ系研磨剤の特徴

安価な研磨剤は酸性の成分などによって劣化するが、アルミナは劣化しない。また研磨粒子が細かく、粒がそろっているため、キズが付きにくい。

研磨剤の量が少ないからといって、研磨力が低いわけではありません。

また特殊シリコーンレジンが配合されており、初期撥水性能が高く、水切れが良いコーティングを発揮します。

詳細情報

パッケージの裏面です

詳細をまとめると以下の通り。

販売元友和
商品名超撥水剤弾きクレンザータイプ
成分ケイ酸系、アルミナ系研磨剤14%、脂肪酸、飽和炭化水素、シリコーン
容量60g
使えるところ台所(キッチンシンク・蛇口周り)、洗面台(陶器・蛇口周り)、浴室の洗面用具(桶・椅子・フタの外回り)、浴室の鏡(曇り止めや防汚加工のないもの)、排水口のフタ・排水トラップ ※鏡やホーローは撥水効果はでない
使えないところ浴室の鏡(曇り止めや防汚加工があるもの)、窓ガラス・パッキン・貴金属宝飾品・食器類、調理器具・塗装品・化粧板・樹脂製品、フッ素加工品全般・石材(大理石等)・車
価格868円
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後述していますが、浴室の洗面用具に使用できるものの、シリコーンが付着し滑りやすくなる可能性があるため、あまりおすすめしません。

ハイホームとの違い

それぞれの違いをまとめてみると、ハイホームの容量は400gに対し、超撥水剤弾きクレンザータイプは60gで価格はほぼ同じ。


超撥水剤弾きクレンザータイプ

ハイホーム
容量60g400g
研磨剤の種類ケイ酸系、アルミナ系研磨剤けい酸系鉱物
研磨剤含有率14%50%
撥水成分シリコーンヤシ油使用の石鹸によりやや撥水効果あり
洗浄力
撥水力
価格868円890円
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2024年4月3日時点のAmazon価格を参照

シリコーンやアルミナ系研磨剤が含まれていることもあり、割高です。

同じ400gに換算すると約5,600円ほどの価格に…

その分、撥水性や洗浄力が期待できます。

超撥水剤弾きクレンザータイプの使い方

必要な道具は、水に濡らした柔らかい布や食器用のスポンジを使います。

指先が真っ黒になるので、ゴム手袋も必須です。

少量を付け、軽くなじませます。今回は柔らかい布を使用しています。

汚れた箇所を中心に円を描くように、こすっていきます。

1円玉程度の量で以下のように広がります。

研磨後は一度水で洗い流します。

流し終わったら、スポンジ等に台所用の中性洗剤を付けて、再度水で洗い流します。

布やスポンジで落としきれない水アカ汚れには、水気を取った状態で丸めたラップでこすると効果的です。

超撥水剤弾きクレンザータイプをレビュー

キッチンシンクの水垢汚れを含め、どのくらいキレイになるのか試してみました。

洗浄前のキッチンシンク

シンク全体の状態
側面の汚れや水垢
表面についた細かいスリキズ
水垢が固まってカルシウムのように固着した部分
よく見ると細かい水垢の跡があります。

研磨すると削りカスがでてくる

シリコーンが入っているため、蓋を開けるとオイルのようなニオイがします。

ピカールのような強烈な香りではないので、部屋中が臭くなるほどではありません。

円を描きながらこすると、シンクのステンレスが削れていくため、布が黒っぽくなります。

一通り、削り終わると布一面が以下のように真っ黒になります。

布についたシリコーンや、ステンレスの削りカスなどは洗ってもなかなか取れないため、捨てても大丈夫な布や、交換前のキッチン用スポンジを使用した方がいいです。

一度水で洗い流した後に、中性洗剤で全面をこすって細かい削りカスなどが残らないように再度水を流します。

流し終わると以下のように、水をめちゃくちゃ弾きます。

撥水性を比較したもの

右半分が使用した後の状態

使用後のキッチンシンク

シリコーンによって撥水性は、スプレータイプの撥水剤よりも高く感じます。

スリキズや水垢汚れが軽度な部分は使用後はキレイになりました。

キズの深い部分は表面的にはキレイになったものの、全てのキズが消えるほどにはならず…

深いキズまでは消せない

落ちない水垢にはラップで研磨する

以下は布を使って掃除しても落としきれなかった水垢です。

さらに研磨効果を高めるために、丸めたラップにクレンザーを付けて再度こすっていきます。

削りカスによってラップが黒くなっていきます。

こすっていくと、徐々にザラザラした感覚が無くなるので様子を見て削りましょう。

洗い流すとこの通り、キレイになりました

ちなみにシリコーンと削れたステンレスや研磨剤が混ざってゴム手袋の先がかなり汚れて、なかなか落ちないので使い捨てのゴム手袋がおすすめです。

シンク全面に使用すると、クレンザーは2割くらい無くなりました。

使用前後の写真

スクロールできます
使用前
使用後

キズが深いと完全には消えませんでしたが、スリキズ程度ならキレイに消えてなくなります。

スクロールできます
使用前
使用後
スクロールできます
使用前
使用後
スクロールできます
使用前
使用後

キッチンシンク1回掃除すると、このくらい減ります。

スクロールできます
使用前
使用後

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超撥水剤弾きクレンザータイプの口コミや評判は?

使用後の撥水性能は高い評価が多く、研磨力はやや低い評価です。

スクロールできます

大掃除の相棒として召喚。蛇口の付け根は一発でキレイが叶いませんでしたが、水道の蛇口はピカピカになりました。撥水効果は十分あり水が玉になって落ちる感じです。
大掃除だけに頼るのではなく小掃除にも使用してピカピカをかなえたいですね。

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シンクに使用。
お手軽で、ある程度は綺麗になる。
ただ、長年の曇りにはほぼ効果無し。
水弾きも気持ち程度です。

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シンクに水ジミとかができて
なかなか通常の掃除では取れなかったものが、
若干取れたかなって…
そんなになるまで放っておいた私がいけないのですが、
ある程度きれいな状態で掃除して、次の掃除までの期間を延ばすぞ!
っていう使い方いいのではないかなと思います。
何でもかんでもキレイにできちゃう!というほどではなかったです

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シンクに使いました。
これは普段からシンクのお掃除をしている人なら簡単に使えます。
汚れが落ちないって言うのは、まずそれを事前に落とさないとダメかと。クエン酸やメラミンスポンジ等を使って水垢を取ってからじゃないと、このクレンザーだけでは正直厳しいと思いました。
撥水しないという場合は汚れが残っているからだと思います。
ちゃんとこまめにお掃除をしている人なら、数十分で作業は完了します。効果はバツグンです。蛇口もシンク内も蛇口廻りもピカピカで、しっかり撥水して気持ちいい仕上がりです。リピートします。

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キッチンのシンク周りの水アカ落としです。固形タイプなので、これを着けて磨いていくイメージですね。水アカを落とすには結構根気よく磨く必要があると思いましたが、撥水効果はそこそこ実感できました。定期的に磨くことで清潔にキッチンを保っていけると思いました。

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超撥水剤弾きクレンザータイプのデメリット

デメリットは以下の3点です。

  • 使用する布やスポンジは使い捨てる必要がある
  • しっかり流してもシリコーンが残りやすく、べた付きやすい
  • スプレータイプに比べて撥水の持続性が低い

使用する布やスポンジは使い捨てる必要がある

シリコーンがべったりと、くっつくだけでなく研磨剤の粒子や削れたステンレスのカスが混ざり合うため、水で流しても中々取れません。

完全に取れたと思っていても、研磨剤の粒子が残っていると別の拭き掃除に使用した際に細かいキズが付く可能性があるため、一度使用した布やスポンジは捨てた方がいいです。

しっかり流してもシリコーンが残りやすく、べた付きやすい

クレンザーの使用量が多すぎると、中性の食器洗剤で洗い流してもシリコーンが多く残ってしまい、手で触るとべた付くことがあります。

そのため、浴室の桶やイスなどの肌が触れやすい箇所への使用は避けておいた方がいいです。

また床面に付着すると滑りやすく危険ですのでご注意ください。

スプレータイプに比べて撥水の持続性が低い

使用直後の撥水性能は抜群に良く。スプレータイプの撥水剤に比べると高い効果を発揮します。

ただし、耐久性はやや劣ります。

スプレータイプの撥水剤が1週間撥水効果が持続すると仮定した場合、超撥水剤弾きクレンザータイプは約5日間くらいです。

結論:高い撥水性を求める方、1回の作業で済ませたい方におすすめ

1度の作業で洗浄と、撥水効果が得られる点はハイホームと同じですが、シリコーンが入っていることにより高い撥水効果が得られます。

その分、研磨力はやや控えめなのでガチガチに固まった頑固な水垢は落としきれないことがあります。

汚れ落ちを重視したい方にはハイホーム撥水なら超撥水剤弾きクレンザータイプがおすすめだと思います。

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