長年愛用されてきたトップクリアリキッドが店頭から消え、生産終了はなぜ?と疑問に思っている方が多いようです。いつも使っていた洗剤が売ってないと、非常に困りますよね。実際一部製品はリニューアルに伴い生産を終了しています。
この記事ではトップクリアリキッドが売ってない理由や、後継品であるトップクリアリキッド抗菌の口コミ、気になる使用量について解説します。
またナノックスの違いや、部屋干しトップ除菌EXの違いなど、類似品との比較も行います。
さらに無リントップの原産国や、同じくチャーミーグリーンが製造終了したのはなぜかといった関連情報にも触れながら、本体が売ってない場合の探し方や、どこに売ってるのかについてもご紹介します。
- トップクリアリキッドが生産終了した本当の理由
- 後継品「抗菌」タイプとの具体的な違い
- ナノックスや部屋干しトップなど類似品との比較
- 本体が売ってない場合の購入方法

トップクリアリキッド 生産終了 なぜ?理由を解説
- トップクリアリキッドが売ってないのはなぜ?
- 生産終了はリニューアルが理由
- 本体が売ってない?どこに売ってる?
- トップクリアリキッドとトップクリアリキッド抗菌の違い
- トップクリアリキッド抗菌の口コミや評判
トップクリアリキッドが売ってないのはなぜ?

結論から言うと、「トップ クリアリキッド」は生産終了しているため、店頭で見かけることがなくなりました。(参照:ライオン株式会社 公式ニュースリリース)
ライオン株式会社は消費者のニーズの変化に対応するため、製品ラインナップの見直しを随時行っています。(参照:ライオン株式会社 サステナビリティ方針)
その中で、従来の「トップ クリアリキッド」は役目を終え、後継商品へと切り替わりました。
SNSや口コミサイトでも「いつも使っていたのに売ってない」「どこを探しても見つからない」といった声が多く見られますが、これは店舗の在庫限りで販売が終了したためです。
旧製品「トップ クリアリキッド」の一部の詰め替え用(720gや1,160gなど)も、2023年10月をもって生産終了となっています。もし店頭やネット通販で在庫を見かけた場合は、それが最終在庫である可能性が非常に高いです。
生産終了はリニューアルが理由
トップクリアリキッドが生産終了した最大の理由は、後継商品である「トップ クリアリキッド抗菌」が発売され、そちらが主力製品となったためです。
これは、製品が廃止されたというネガティブな理由ではなく、機能を強化するための前向きなリニューアルと言えます。
近年、消費者の衛生意識の高まりとともに、洗濯物には汚れ落ちだけでなく「抗菌」や「防臭」を求める声が強くなりました。特に部屋干しをする家庭が増えたことで、生乾き臭の原因となる菌の増殖を抑える機能が重視されるようになったのです。
このような背景から、ライオンは従来の汚れ落ちの強みに加え、48時間抗菌効果を搭載した「トップ クリアリキッド抗菌」を市場に投入し、旧製品から新製品への切り替えを行いました。
本体が売ってない?どこに売ってる?

「後継品のトップクリアリキッド抗菌は売っているのに、本体が売ってない」という声もよく聞きます。これは、近年の環境配慮の高まりから、プラスチック使用量を削減するために詰め替え用の大容量サイズが販売の主流となっているためです。
ドラッグストアやスーパーの店頭では、棚のスペースの都合上、詰め替え用のみを陳列し、本体ボトルを置いていないケースが増えています。
本体ボトルが必要な場合、以下の場所を探すことをおすすめします。
- オンライン通販(Amazon、楽天市場、LOHACOなど)
- ネット通販では本体ボトルも安定して取り扱っている場合が多いです。
- 大型ホームセンター:日用品コーナーが広い大型店では、本体も在庫している可能性があります。
- ドラッグストアの在庫確認:店舗によっては、お客様カウンターで尋ねるとバックヤードから出してくれる場合もあります。
また、2024年4月には「つめかえ用超特大」のパッケージサイズが小型化され、プラスチック使用量を削減するリニューアルも行われています。今後もこの傾向は続くと考えられます。
トップクリアリキッドとトップクリアリキッド抗菌の違い
旧製品の「トップ クリアリキッド」と、後継品の「トップ クリアリキッド抗菌」の最も大きな違いは、その名の通り「抗菌機能」の有無です。
どちらも「食べこぼしなどの頑固な汚れ」に強いという基本性能は共通していますが、新製品には現代のニーズに合わせた機能が追加されています。

旧製品は「汚れ落ち」に特化、新製品は「汚れ落ち+防臭」に進化した、と考えると分かりやすいですね。
項目 | トップ クリアリキッド (旧製品) | トップ クリアリキッド抗菌 (現行品) |
---|---|---|
主な強み | 食べこキッド (旧製品) | 48時間抗菌 菌によるニオイ悩み(部屋干し臭・干し忘れ臭・戻り生乾き臭)の防止 |
抗菌機能 | なし | あり (抗菌成分配合) |
ウイルス除去 | なし | 対応 (2023年10月リニューアルで追加) |
その他 | 蛍光剤無配合、すすぎ1回 | 蛍光剤無配合、すすぎ1回、微香性 |
このように基本的な洗浄力を維持しつつ、菌やウイルスに対応する機能が大幅に強化されているのが「抗菌」タイプの特徴です。また「すすぎ1回に対応した液体洗剤」で、環境負荷低減を意識した処方になっています。(参照:環境省 環境ラベルプログラム(すすぎ1回洗剤関連))
トップクリアリキッド抗菌の口コミや評判


後継品である「トップ クリアリキッド抗菌」の実際の口コミや評判はどうでしょうか。アットコスメやAmazonなどのレビューを見ると、多くは「部屋干し臭」に対する効果を評価する声です。
肯定的な口コミ
- 「部屋干ししても、あの嫌な生乾き臭がしなくなった」
- 「タオルが臭くなりにくくなった。特に梅雨時期は助かる」
- 「香りが強くないので、柔軟剤の香りを邪魔しないのが良い」
- 「液体がさらさらしていて、キャップの液だれや投入口の残りが少ない」
気になる口コミ
- 「汚れ落ちは普通。泥汚れなどは専用の部分洗いが必要」
- 「洗浄力は旧製品の方が強かった気がする」
総じて、「部屋干しのニオイ悩み」を持つユーザーからの満足度は非常に高い傾向にあります。一方で、洗浄力に関しては「十分」という声と「もっと欲しい」という声に分かれるようです。頑固な汚れには、漂白剤の併用やつけおき洗いが効果的です。


トップクリアリキッドが生産終了はなぜ?他製品と比較
- 後継品の正しい使用量
- トップクリアリキッドとナノックスの違い
- トップクリアリキッドと部屋干しトップ除菌EXの違い
- 無リントップの原産国はどこ?
- チャーミーグリーンが製造終了はなぜ?
- トップクリアリキッド 生産終了 なぜ?(まとめ)
後継品の正しい使用量


「トップ クリアリキッド抗菌」は、すすぎ1回に対応した洗剤ですが、最大の洗浄効果を得るためには正しい使用量を守ることが重要です。使用量は洗濯機の種類(タテ型・ドラム式)や水量によって異なります。
ライオン公式サイトによると、水30Lに対して25g(25ml)が目安とされています。
洗濯機の種類別 使用量目安
<タテ型洗濯機の場合>
- 水量65Lに対し:約55ml
- 水量45Lに対し:約37ml
- 水量30Lに対し:約25ml
<ドラム式洗濯機の場合>
- 洗濯物量4.5kg以上に対し:約30ml
- 洗濯物量3.0kg以下に対し:約20ml
ドラム式は使用する水が少ないため、タテ型よりも使用量が少なくなる傾向があります。詳しくは製品パッケージの裏面や、洗濯機の取扱説明書を確認してください。
トップクリアリキッドとナノックスの違い
同じライオンの「トップ」ブランドには、「NANOX(ナノックス)」シリーズもあります。この2つの主な違いは「洗剤のタイプ」と「液性」です。
「トップ クリアリキッド抗菌」は一般的な液体洗剤ですが、「NANOX one」シリーズは超濃縮タイプの洗剤です。少ない量で高い洗浄力を発揮するのが特徴です。
項目 | トップ クリアリキッド抗菌 | NANOX one (ニオイ専用) |
---|---|---|
洗剤タイプ | 液体洗剤 (標準タイプ) | 超濃縮タイプ |
液性 | 弱アルカリ性 | 中性 |
特徴 | ・48時間抗菌でニオイを防ぐ ・弱アルカリ性で皮脂汚れに強い ・コストパフォーマンスが良い | ・高い洗浄力と消臭力 ・中性で色柄物やおしゃれ着にも使いやすい ・コンパクトで場所を取らない |
一般的に、弱アルカリ性(クリアリキッド抗菌)は皮脂や汗などの酸性の汚れに強く、中性(ナノックス)は衣類へのダメージが少なく色落ちしにくいとされています。普段の洗濯物(タオルや肌着)中心ならクリアリキッド抗菌、おしゃれ着も一緒に洗いたいならナノックス、と使い分けるのも良いでしょう。
トップクリアリキッドと部屋干しトップ除菌EXの違い


「部屋干し」と名前がつく製品には、粉末タイプの「部屋干しトップ除菌EX」もあります。この2つの決定的な違いは、「液体(抗菌)」か「粉末(除菌)」かという点です。
・液体(クリアリキッド抗菌):抗菌成分が菌の増殖を「抑制」し、ニオイを防ぎます。
・粉末(部屋干しトップ除菌EX):除菌成分(酸素系漂白剤)が原因菌そのものを「除去」します。
より積極的に菌を減らしたい場合は粉末の「除菌EX」が適しています。ただし、粉末タイプは酸素系漂白剤が配合されているため、色柄物への影響に注意が必要です(蛍光剤も配合されている場合が多いです)。
一方、液体の「クリアリキッド抗菌」は蛍光剤不使用のため、きなりやパステルカラーの衣類にも使いやすいというメリットがあります。


無リントップの原産国はどこ?
トップブランドの中でも、昔ながらの粉末洗剤「無リントップ」を愛用している方もいるかもしれません。「無リントップ」は、1980年代に環境問題(リンによる水質汚染)に対応するために開発された、歴史のある洗剤です。
この「無リントップ」の原産国(製造国)は、日本です。
ライオン株式会社は日本の企業であり、主力製品の多くは国内の工場で製造されています。古くから愛用されている定番商品であり、今でも根強い人気があります。
チャーミーグリーンが製造終了はなぜ?


洗濯洗剤と同様に、台所用洗剤の定番だった「チャーミーグリーン」が見当たらなくなった、という声も聞かれます。「チャーミーグリーン」も生産終了したのでしょうか。
調査したところ、「チャーミーグリーン」は2023年9月をもって製造終了となっていました。
生産終了の理由は、「トップ クリアリキッド」と同様にラインナップの見直しとブランドの統廃合が背景にあります。ライオンの台所用洗剤は、現在「CHARMY Magica(チャーミーマジカ)」シリーズが主力となっています。
手肌へのやさしさを特徴としていたチャーミーグリーンに対し、Magicaは「ナノ洗浄」による高い洗浄力や除菌機能に特化しており、市場のニーズの変化に対応した形です。
トップクリアリキッドが生産終了はなぜか総括
最後にトップクリアリキッドが生産終了した理由や関連情報について、要点をリストでまとめます。
- 旧「トップ クリアリキッド」は生産終了している
- 生産終了の理由は「トップ クリアリキッド抗菌」へのリニューアル
- 後継品の「抗菌」は48時間抗菌機能が追加されている
- 部屋干し臭や干し忘れ臭の防止に強みがある
- 本体が売ってないのは詰め替え用が主流のため
- 本体はネット通販や大型ホームセンターで探すのがおすすめ
- 「抗菌」の口コミは部屋干し臭への効果を評価する声が多い
- 使用量は水30Lに対し25gが目安
- 「ナノックス」との違いは濃縮度と液性(ナノックスは中性)
- 「部屋干しトップ除菌EX」との違いは液体(抗菌)と粉末(除菌)
- 「無リントップ」の原産国は日本である
- 台所用洗剤「チャーミーグリーン」も2023年9月に製造終了
- チャーミーグリーンの後継は「Magica」シリーズが主力
- 旧製品は汚れ落ち特化、新製品はニオイ防止機能が進化
- 新製品もすすぎ1回、蛍光剤不使用に対応している

