レノアクエン酸inは毎日使う?正しい頻度や毎日使うデメリットを解説

レノアクエン酸inは毎日使う?正しい頻度や毎日使うデメリットを解説

レノアクエン酸inは毎日使うべきか、それとも週に何回くらい使うべきか、悩んでいませんか。高い消臭効果が魅力ですが、コストや使い方、特にドラム式の量や投入タイミング(いつ入れる?)、さらには洗濯機にダメな理由があるのかといった疑問も多いようです。

また、柔軟剤ではないため仕上がりがゴワつくデメリットや、つけおきで一晩放置してもいいのか、ワキガなど強い臭いへの効果、人気の香りに関する口コミ、特にフレッシュグリーンの口コミ評価も気になるところです。

この記事では、レノアクエン酸inを毎日使う場合の注意点から、効果的な使い方まで、検索しているあなたの疑問を解消します。

この記事のポイント
  • レノアクエン酸inの正しい使い方と投入タイミング
  • 毎日使う場合のメリットとコストなどのデメリット
  • ドラム式洗濯機の自動投入量と設定の目安
  • 洗濯機への影響や使用上の注意点
目次

レノアクエン酸in 毎日使う基本を解説

  • 正しい使い方のポイント
  • 投入タイミングはいつ入れる?
  • ドラム式の量の自動投入設定
  • 週に何回くらい使うべきか

正しい使い方のポイント

正しい使い方のポイント
お家の洗剤屋さん:イメージ

レノアクエン酸inは、洗剤や漂白剤とは異なる「すすぎ消臭剤」です。その基本的な使い方は、柔軟剤の代わりとして使用することです。

衣類をふんわりさせる柔軟剤の効果はなく、消臭に特化しています。そのため、洗剤と一緒に洗剤投入口に入れたり、柔軟剤と混ぜて柔軟剤投入口に入れたりすることはできません。

この製品の消臭効果を最大限に引き出すためには、必ず指定された場所とタイミングで使う必要があります。

併用に関する重要な注意点

レノアクエン酸inは、柔軟剤との併用はできません。(参照:P&G よくあるご質問(柔軟剤・レノア製品の併用について)

洗濯機の柔軟剤投入口は一つしかないため、どちらかを選ぶ必要があります。両方の効果が欲しい場合は、先に本品で洗濯を完了させた後、再度「すすぎ」と「脱水」のコースを選び、柔軟剤を投入するという手間がかかります。

また、最も重要な注意点として、塩素系漂白剤(「混ぜるな危険」表示のもの)とは絶対に同時に使用しないでください。(参照:消費者庁『家庭用品の安全な使い方(混ぜるな危険表示)』

酸性の本品と塩素系が混ざると、有毒な塩素ガスが発生し非常に危険です。

投入タイミングはいつ入れる?

投入する最適なタイミングは、洗濯を開始する前です。そして、入れる場所は洗濯機の「柔軟剤投入口」が正解です。

その理由は、本品が「すすぎ消臭剤」であることに関係します。洗剤(アルカリ性)で洗った後、すすぎの工程で本品(酸性)が投入されることで、衣類に残ったアルカリ性の皮脂汚れやアンモニア臭を中和し、根本から消臭する仕組みです。

もし間違えて洗剤と同時に洗剤投入口に入れてしまうと、お互いの効果を打ち消し合ってしまい、期待した消臭効果が得られなくなるため注意しましょう。

ドラム式の量の自動投入設定

ドラム式の量の自動投入設定
お家の洗剤屋さん:イメージ

ドラム式洗濯機の便利な自動投入機能に、レノアクエン酸inを設定して使用することは可能です。(参照:パナソニック 公式サイト(ドラム式洗濯機の自動投入機能)

メーカー(P&G)の公式サイトによると、自動投入機能を使用する場合の設定目安は「水30Lあたり22mL」とされています。 (参照:P&G レノア公式サイト)

製品によっては「衣料1kgに9.1mL」と記載されている場合もあります。ご家庭の洗濯機の取扱説明書を確認し、どちらの基準(水量または衣料量)で設定するかを選び、適切な数値を入力してください。

自動投入設定の補足

洗濯機によっては「柔軟剤 多め/少なめ」といった設定しかできない機種もあります。その場合は、一度「標準」で試してみて、香りの強さや消臭効果、コストのバランスを見ながら調整するのがおすすめです。

週に何回くらい使うべきか

結論から言うと、レノアクエン酸inは毎日使っても製品上の問題はありません

メーカーは毎日のお洗濯に使えるよう成分を調整しています。実際に、部屋干しが多い方や、汗をかく季節には毎日使用しているというケースも多いです。

ただし、後述するデメリット(コストや仕上がり)を考慮すると、毎日必ず使う必要はないかもしれません。例えば、「スポーツで汗をかいた日だけ」「タオル類を洗う時だけ」「雨が続いて部屋干しする時だけ」など、特定のタイミングで使うのも賢い方法です。

コストパフォーマンスを考えて、普段の洗濯は通常の柔軟剤を使用し、週末に洗うタオル類や、特に臭いが気になるスポーツウェア専用として、レノアクエン酸inを週2〜3回使用する、といった使い分けをおすすめします。

レノアクエン酸in 毎日使う注意点

  • 考えられるデメリットとは
  • 洗濯機にダメな理由と対策
  • つけおきで一晩放置してもいい?
  • ワキガやしつこい臭いへの効果
  • 人気の香りラインナップ紹介
  • フレッシュグリーン含む口コミ評価
  • レノアクエン酸in 毎日使う総まとめ

考えられるデメリットとは

考えられるデメリットとは
お家の洗剤屋さん:イメージ

レノアクエン酸inを毎日使うことを検討する上で、知っておきたいデメリットがいくつか存在します。主にコスト面と仕上がり、そして体質との相性です。

コストが割高になる可能性

一般的な柔軟剤と比較して、製品自体の価格がやや高めに設定されている傾向があります。また、使用量の目安(水30Lに22mLなど)も、製品によっては通常の柔軟剤より多く必要になる場合があり、毎日の使用はランニングコストがかさむ可能性があります。

仕上がりがゴワつく場合がある

本品は柔軟剤ではありません。そのため、衣類を柔らかくコーティングする成分は含まれておらず、洗い上がりの肌触りが硬く感じることがあります。特にタオル類は、ふんわり感が失われ「ゴワゴワする」と感じる方が多いようです。ただし、その反面、柔軟剤による吸水性の低下は起こりにくいという利点もあります。

肌に合わない可能性

これは個人差がありますが、口コミの中には「使用した衣類で肌がかゆくなった」「肌荒れした」という報告も少数見受けられます。公式サイトでは肌へのやさしさに配慮した製品であるとされていますが、特に敏感肌の方や小さなお子様の衣類に初めて使用する場合は、少量から試してみるのが安心です。

洗濯機にダメな理由と対策

「クエン酸」という名前から、「酸性なら洗濯機の金属部品が錆びたり、ゴムパッキンが劣化したりするのでは?」と心配する声があります。

この点について、メーカーは家庭用洗濯機で安全に使用できるよう成分が調整されているため、規定量を守って正しく使用する限り、洗濯機を傷める心配はありませんと説明しています。

ただし、これはあくまで「規定量使用」と「単独使用」が前提です。最も注意すべきは、洗濯槽クリーナーなどによくある塩素系製品との混合です。

絶対にNG!塩素系漂白剤との併用

「混ぜるな危険」の表示がある塩素系漂白剤や塩素系洗浄剤と、酸性であるレノアクエン酸inが混ざると、有毒な塩素ガスが発生し、命に関わる重大な事故につながります。

洗濯の際に同時に使用することはもちろん、洗濯槽の手入れなどで前後して使用する場合も、成分が残らないよう十分注意してください。

対策としては、定期的に洗濯槽の掃除を行い、洗剤や本品の成分が洗濯機内に蓄積しないよう清潔に保つことが、安心して使い続けるためのポイントです。

つけおきで一晩放置してもいい?

つけおきで一晩放置してもいい?
お家の洗剤屋さん:イメージ

頑固な臭いを取りたい場合、つけおきを試したくなるかもしれません。しかし、一晩放置するような長時間のつけおきは避けるべきです。

その理由は、つけおき時間が長ければ長いほど洗浄効果が上がるわけではなく、むしろ衣類の生地を傷めたり、色落ちの原因になったりする恐れがあるためです。

一般的なクエン酸を用いたつけおきの目安は1〜2時間程度とされています。もし本品でつけおきを試す場合は、この時間を一つの目安とし、汚れや臭いの落ち具合を確認しながら行うのが良いでしょう。

ワキガやしつこい臭いへの効果

ワキガの独特な臭いや、長年蓄積したタオルの生乾き臭など、しつこい臭いに対して高い消臭効果が期待できます

そのメカニズムは、本品の主成分であるクエン酸にあります。ワキガや汗の臭いの原因となるのは、皮脂汚れやアンモニアなど、主に「アルカリ性」の成分です。

レノアクエン酸inは「酸性」であるため、すすぎの段階でこれらのアルカリ性の臭い成分を化学的に中和し、分解することで、香りでごまかすのではない根本的な消臭を実現します。(参照:日本化学会『クエン酸の化学的性質』

製品のキャッチコピーである「100日分の蓄積ニオイまではがし取る」という表現も、この化学的中和作用に基づいています。

こんな臭いにおすすめ

  • 汗をかいた後のスポーツウェア
  • お子様の体操服や靴下
  • ワキガの臭いが気になる肌着
  • 乾いている時は無臭なのに、濡れると臭う「ゾンビ臭」タオル
  • 部屋干しによる生乾き臭

人気の香りラインナップ紹介

レノアクエン酸inは、消臭力だけでなく、香りのバリエーションも選べます。2025年現在、主に以下の香りがラインナップされています。

それぞれの特徴を一覧表にまとめました。

香りの種類特徴
フレッシュグリーン清涼感があり、スッキリとした爽やかな香り。性別や年代を問わず使いやすいと人気です。
クリアフローラル華やかさがありつつも、優しく清潔感のあるお花の香り。女性に好まれる傾向があります。
さわやかシトラス香りを抑えた「微香タイプ」。強い香りが苦手な方や、洗剤の香りを活かしたい方におすすめです。

香りの感じ方には個人差が大きいです。購入前には店頭のテスターなどで、好みの香りか確認することをおすすめします。

フレッシュグリーン含む口コミ評価

レノアクエン酸inの口コミは、その高い消臭効果を評価する声が多い一方で、仕上がりや香りについては意見が分かれる傾向にあります。特に人気のフレッシュグリーンの香りを含め、代表的な評価をまとめました。

良い口コミ(高評価)

最も多いのはやはり消臭力に関するものです。

  • 「部屋干しの嫌な生乾き臭が本当に消えた」
  • 「夫の作業着や子供の部活着の汗臭さがスッキリ取れた」
  • 「濡れると臭っていたタオルの臭い戻りがなくなった」
  • 「フレッシュグリーンの香りが爽やかで、強すぎずちょうど良い」

悪い口コミ(低評価)

一方で、デメリットとして挙げた点がそのまま低評価につながっているケースも見られます。

  • 「値段が高い。毎日は使えない」
  • 「タオルがゴワゴワ、バキバキになる。柔軟効果がゼロ」
  • 「フレッシュグリーンの香りが苦手。少し酸っぱい匂いが混じる気がする」
  • 「肌に合わなかった」

口コミを総合すると、「消臭力は本物だが、柔軟性とトレードオフ」と言えそうです。ふんわりした仕上がりを最優先する方には向きませんが、とにかく臭いを何とかしたい方にとっては、非常に強力なアイテムとなると評価できます。

レノアクエン酸in 毎日使う総まとめ

最後に、レノアクエン酸inを毎日使うか検討する上での要点をリストでまとめます。

この記事のまとめ
  • レノアクエン酸inは「すすぎ消臭剤」
  • 毎日の使用は製品上問題ない
  • ただしコストやゴワつきを考慮し使い分けも賢明
  • 使い方は「柔軟剤投入口」に「洗濯開始前」に入れる
  • 洗剤や塩素系漂白剤との同時投入は絶対にしない
  • 柔軟剤との併用も基本的には不可
  • ドラム式の自動投入も可能
  • 自動投入の設定目安は「水30Lあたり22mL」
  • 洗濯機を傷める心配は規定量を守ればない
  • 長時間のつけおき(一晩放置)は衣類を傷めるため避ける
  • ワキガや汗臭(アルカリ性)を酸性で中和し消臭する
  • 蓄積した臭いにも効果が期待できる
  • デメリットはコスト高、仕上がりのゴワつき、香りの好み
  • 人気の香りはフレッシュグリーン、クリアフローラルなど
  • 口コミでは消臭力は高評価、柔軟性には低評価が多い
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